最近は、賃貸でもペットを飼っている人が多くなってきましたよね。
しかし、賃貸は部屋を借りているわけですから、ペットと一緒に暮らしていると汚れや傷に対する対策をする必要があります。
そこで今回は、猫を賃貸で飼う時の床対策というテーマで、注意点なども併せて解説していきたいと思います。
賃貸で猫を飼いたいと思っている人や、床対策を知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
猫を賃貸で飼う際は床対策は必要？
ではまず、そもそも猫を賃貸で飼う際は床対策は必要なのか？という点から解説していきましょう。
結論から言うと、床対策は必要です。
猫は、犬と違い習性的に爪とぎや、引っ掻くという動作を良くします。
そのため、賃貸でも変わらず床や壁を傷つけてしまう可能性が高く、床対策は非常に大切だと言えるでしょう。
猫を賃貸で飼う時のおすすめの床対策
では次に、実際に猫を賃貸で飼う時のおすすめの床対策をご紹介していきたいと思います。
クッションフロア
まず1つ目は、クッションフロアです。
クッションフロアは、1枚の大きなシートを部屋の大きさに合わせてカットし、両面テープなどを使って貼り付けて敷きます。
クッション性が抜群で、床を傷つけることなく敷く事ができ、猫が粗相をした時のお掃除も簡単です。
また、価格も比較的安く手に入るので、自分で作業するのが苦にならないという人にはおすすめの床対策です。
猫は、上下運動を好む傾向があり、賃貸のフローリングのままだと高くジャンプして着地した時に脚を傷める事があります。
そのような点も、クッションフロアで解決できます。
カーペット
2つ目は、カーペットです。
カーペットは、正方形や長方形など様々な形のものがあり、置いて繋ぎ合わせるだけで敷く事が出来るので女性でも簡単です。
しかし、部屋の大きさに合わせて揃えると、やや価格が高くなってしまう事があります。
こちらも、弾力性があり滑りにくいので、猫の脚にも優しい素材です。
タイルカーペットの場合は、汚れた部分だけ交換することが出来るので、カーペットを丸洗いする手間も省けます。
また、抜け毛などもコロコロで簡単に取る事ができ、お掃除が簡単というメリットもあります。
フロアタイル
そして3つ目は、フロアタイルです。
フロアタイルは、部屋の中をおしゃれにレイアウトしたい人におすすめで、見た目がリアルという特徴があります。
耐久性に優れているので、一度設置すれば長持ちします。
また、木目調のものを選べば、表面に凹凸があるので猫が滑る事を防止する事が出来ます。
しかし、他の床対策に比べてややクッション性は低いという事と価格が高めという特徴があります。
猫を賃貸で飼う時の床対策での注意点
では次に、猫を賃貸で飼う時の床対策での注意点を解説していきたいと思います。
素材によっては穴が開く事がある
まず1つ目は、素材によって穴が開く事があるという事です。
例えば、先ほどご紹介した中でクッションフロアは猫が爪を立てたりすると穴が開きやすい素材です。
猫の性格や行動に合わせて素材を選ぶ
2つ目は、猫の性格や行動に合わせて素材を選ぶという事です。
猫の床対策としては、猫の行動の特徴や性格を見て決める事も重要です。
例えば、ビックリすると吐いてしまったり、粗相をしやすい猫の場合は、部分的に交換しやすいタイルカーペットなどがおすすめです。
また、走り回るのが好きな猫の場合は、表面に凹凸のあるフロアタイルなどが良いでしょう。
床対策に必要な費用
それでは最後に、猫を賃貸で飼う時の床対策にかかる費用について解説していきたいと思います。
まずクッションフロアですが、1畳あたりの価格が900円～2,700円程度となっています。
そこに、両面テープを加えると、3畳あたり約1,500円程度の費用が必要になります。
フロアタイルに関しては、1畳あたり5,000円～7,000円程度の費用が必要になります。
そしてタイルカーペットに関しては、1畳あたり2,000円～5,000円程度の費用で設置する事が可能でしょう。
このように、床対策の素材によって費用にかなり幅があるので、猫の性質に合わせて選んでみると良いでしょう。
まとめ
さて今回は、猫を賃貸で飼う時の床対策は？というテーマで、注意点なども併せて解説してみました。
賃貸で猫を飼いたいと思っている人は多いと思いますが、床などに傷や汚れが付かないようにするためには、それなりの対策が必要になります。
また、猫の性格によって必要になってくる機能も変わってくるので、目的に合わせて素材を選ぶと良いでしょう。
猫を賃貸で飼う時の床対策に困っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
